beであること
- 2020年2月11日
- 読了時間: 5分
年が明けて2か月が経っておりますが、相変わらずマイペースな更新です。
遅いですよね、わかってます。
『明けましておめでとうございます』笑
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以前クラスに、「ある本を読んで来た」という方がいて、その本をこの前久しぶりに読んでみました。
時間が経つと、受け取り方が違ったり、もちろん忘れていたこともあり(たくさん 笑)、とても新鮮な気持ちで完読。
『トラウマをヨーガで克服する』

100%ヨガでトラウマを克服できるか、といえばもちろんそうではないと思います。
他の疾患を併発している場合が多いので、純粋にトラウマだけにアプローチできているかと言われると正直わからない…
専門的なフォローバックやカウンセリングによっても助けられたりするので、100%とは言い切れません。
ですが、精神疾患全般において、事の大小はあったとしてもトラウマの経験を持つ方も多いので、それも込みで有効性が高いと私は思っています。
ヨガを精神科に持ち込む上で参考にさせてもらった本です。
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数年前から『マインドフルネス』という言葉を耳にすることが増えてきました。
マインドフルネスは”今に意識を向けること”
頭は自動的に、過去・未来・今を考えています。
その大半は過去未来のことで、後悔や反省、不安につながる要素を考えていることが多いと言われています。
そして、”考え”と”私”はいつも一体となっているような感じがしています。
決して、それが悪いことではなく、それが”未来のことである””過去のことである”という認識をしっかり持っていれば、邪魔な考えが味方に変わります。
ヨガを体験していくと、少しずつこんなコトを感じるようになります。
夕焼けを見た時”ほっ”とするような、考えと考えの間に静けさがあることを知ります。
プラットフォームで走り去っていく電車を眺めるように、考えと自分の間にキョリがあることを知ります。
”私”が落ち着いてただそこに居る・あることを知ります。
doではなくbeであること。
ヨガは、マインドフルネスそのものです。
考えや感情が止まるわけでも無くなるわけでもありません。
動き回る”それ”を手のひらに乗せて、事故が起きないように”私”が”それ”を扱ってあげるように、体や五感・呼吸(時にマントラ)を使いながら練習をしていきます。
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今まで精神疾患の回復のプログラムとして多かったのは、頭を使う認識へのアプローチです。
(これを本の中ではトップダウンと言っています)
それに加えて、最近はヨガなどのボディワークで、肉体的な経験を足がかりにしていくアプローチを導入するところが多くなってきました。
(これを本の中ではボトムアップと言っています)
ここからは私の実体験です。
個人差があると思いますので、参考までに。
私は、その昔、うつ病と解離性障害を患っていました。
長らく薬物とトップダウンの治療を続けていましたが、それだけでは賄えないところがありました。
実際、服薬は6年ほど続け、その間に入院もしました。
そして、ひょんなことからヨガを始め、私の回復の過程においてはヨガがなくてはならないものになり、始めてから数年も経たないうちに、服薬が終了し社会復帰へとつながりました。
出来ると思い込んでいる自分がいて、出来ないことを経験した時に感じたどうしようもなさ。
出来るという思い込みを置いてみて、自分の意志でマットに戻って何度もチャレンジしてみると、次第に出来る自分も出来ない自分も変わらない”私”であることに気づいていく。
思い返してみると私のヨガの経験はそんな感じだったな、と思います。
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精神疾患を抱える方の中には、私のように体の声の読み取りが得意ではなかったり、解離的に『私』と『体』が切り離されて感じていることもあります。
トラウマにおいては、その体験は脳だけはなく体にも記憶されているとも言われています。
サインの出やすい体や呼吸を知り・緩ませ・手放していくことをし、本来あるべき”私”とのキョリやつながりを感じていくコト。
それは何よりも”今”を大切に捉えていくことです。
マットの中での変化はほんの些細なコトで、その変化がマットの外側の世界では大きなものとして現れているかもしれません。
少しずつ物の見方が変わってきて、自然と生き方が変わってくる。
その些細な、気づかない程のコトがヨガがもたらしてくれる恩恵だと思います。
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ただし、やみくもにみんながヨガをすればいい!というワケではありません。
症状によっては、自分が思っていた以上に反応が出てしまう方もいます。
始める時は、
・ご自身の準備が整っているコト(無理強いしてまでやらないコト)
・決して無理をしないコト
・何かあった時に安心して相談ができる場所を作る
・可能であればインストラクターに事前に不安なコトを伝えておく
など、の工夫や準備をしてからやってみてくださいね。
マットの上が、自分にとって安心・安全な場所であることが大事です。
長ーい歴史を経て、ヨガは現代でとても必要とされるものになりました。
その時代の人たちは、未来がこんなことになっているなんて予想していたんでしょうか?笑
ヨガは何か特別なことをして特別なことが得られるものではなく、もともとそこにある私たちが見過ごしているものに気づかせてくれるものです。
ありのままをあるがままに見ること。
私の先生が「精神的な病を抱えている人は、その本質に気づいている人でもあるんだよ」と言ったことがあります。
病は気づかせてくれるキッカケでもあるんですよね。
Om
shanti shanti shantihi.
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Yoga for mental〜心に不調を感じている方・回復途中の方のためのヨガ〜
2月の予定
2月7日(金)終了
2月21日(金)11:00〜12:10
3月の予定
3月6日(金)13:30〜14:40
3月27日(金)11:00〜12:10
場所:ヨガスタジオ アウラ
札幌市中央区大通西23丁目2-25 ラメール円山1階
料金:1,500円/1回
定員:5名
※前日の20:00までに予約フォームからご予約ください。
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